救急車を上手に使いましょう
上田地域広域連合消防本部の令和4年の救急出動件数は10,475件で、10年前と比べ約13%増加しました。そのため、現場に到着する時間が延伸傾向にあり、緊急性のある方の処置が遅れてしまうおそれがあります。
また、搬送された方は9,477人で、そのうちの約3割の方が入院の必要がない方でした。この中には、緊急性が低い症状で救急車を要請される方が見受けられます。
以下が、緊急性が低いと思われる具体例です
- 今は大丈夫だけど、後で具合が悪くなるかもしれないので、救急車を呼んだ。
- 受診や入院の予約を入れているので連れて行ってほしい。
- 緊急ではないが、自家用車が無いので病院へ連れて行ってほしい。
- 救急車だと待たずに、早く診察してもらえると思った。
救急車は、皆さんの安心のための貴重な「財産」です。
以下の2点を参考にしていただき、救急車の上手な利用について皆様の御協力をお願いします。
- かかりつけ医をもちましょう。
かかりつけ医をもつことにより、健康に関することを相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介していただけます。 - 体調に異変を感じたら先送りせず、通常の診療時間内に受診するよう心掛けましょう。
夜になると「不安」になり、救急車を要請される方が見受けられます。
- 休日・夜間は医療機関が限られ、特に眼科、耳鼻科など専門的な治療を必要とする場合は、診療時間内に早めの受診をお願いします。
☆ただし、命にかかわる病気などで緊急に病院へ行かなければならない場合は、以下3例の具体例を参考に、ためらわずに119番通報をして救急車を要請しください。
ためらわずに救急車を要請する症状【高齢者】
ためらわずに救急車を要請する症状【おとな】
ためらわずに救急車を要請する症状【こども:15歳以下】
救急車の利用について判断に迷う場合は以下の「救急受診ガイド」、「全国版救急受診アプリ「Q助」を御活用ください。
■救急受診ガイド
※リンク先のホームページからダウンロードし閲覧してください。
■全国版救急受診アプリ「Q助」
※緊急度判定を支援するWebサイト及びスマートフォンアプリで、外出先でも使用できます。
使用にはダウンロードが必要です。
このページに関するお問い合わせ |
お問い合わせ先: 上田地域広域連合消防本部 警防課 電話: 0268-26-0119 |